【読み切り短編小説！】とある日、部屋を開けると義母が何かを隠していた…。気になった僕は…。

その夜、僕はふと目を覚ました。静かな家の中で、義母の足音が階段を下りるのが聞こえる。

僕は静かにベッドから抜け出し、そっと後を追った。リビングに灯りはついていない。月明かりだけが、義母の姿をぼんやりと照らしている。

彼女は何かを手に持っていた。それは小さな箱のように見えた。

僕の心臓は早鐘のように打っていた。このまま見逃すわけにはいかない。でも、声をかける勇気もない。僕は隠れるようにして、彼女の動向を窺った。

義母は静かに庭に出ていく。月の光が彼女の背中を照らして、どこか神秘的な雰囲気を醸し出していた。彼女は庭の隅に行き、そっと箱を地面に埋めた。

その一部始終を僕は、息を潜めて見守っていた。

なぜ義母は、夜中に庭に何かを埋めるのだろう？その秘密は何なのか？僕の心は、疑問と不安でいっぱいになった。

そして、彼女が家に戻る音が聞こえた時、僕は急いで自分の部屋に戻った。 明日、彼女が家を空ける時を見計らって、その箱を掘り起こそうと心に決めた。

でも、その中には一体何が入っているんだろう？僕の心は、不安と好奇心で揺れ動いていた。 翌朝、義母が買い物に出かけたところを見計らって、僕は庭に向かった。