私は嫌な予感がした。そのママ友は昨日私が以前使っていたカバンととてもよく似たデザインのものを使っていて座っていた席もちょうど私の隣でカバンは近くにあった。
お会計の際に、義母と子供たちを席に残しママたちと一瞬席を離れた瞬間があったのを思い出し、最悪の想像が頭をよぎる。
まさかそんなことはないだろう。一生懸命かき消そうとしたが、ちょうどタイムリーに自分のカードを使われていたこともあり疑う気持ちをかき消すことがどうしてもできなかった。私のカバンと間違えてカードを抜き取ったのだとすれば全ての辻褄が合ってしまうのだ。
私は急いで義母に電話をかける。
義母「何?私忙しいっていったわよね。」
私「お義母さん今どこですか?」
義母「だから、新しいエステサロンに行くって言ったでしょ?あなた何も話聞いていなかったの?」
私「違います。お試しで終わったサロンは私のカードを使っていましたよね。今度は誰のカードを使おうとしているんですか!?」
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