「そんなはずないの。私、今日家でお財布の中身を確認してからここに来るまで1度もお財布を開けていないし
カバンから取り出した記憶もない。」
「じゃあさっき私たちにお財布を見せてくれた時かな?」
「でもその時私がずっと思ってたしお財布は大きなチャックが付いているからこぼれ落ちたってこともないだろうし…どうしたんだろう変だな。」
私もママ友も、ほんの少しわざとらしく困ったなぁと言うような演技をしていました。
するとヒヨリさんの目が絵に描いたように泳いだのがわかりました。
もしかすると、これは恐れていたことが本当に起きているのかもしれません。
私は意を決して切り出すことにしました。
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