新しい場所でも幸せな生活をしていけたらと、少しドキドキしながらも楽しみにしていました。
娘と新しい環境に飛び込んでいくので、とても緊張していたことでしょう。
なるべく娘の変化に気づけるように、私は強くあろうと強い決心をして臨んだつもりでした。
幸い、心配が必要ないほどに娘は学校に素早く馴染んでくれましたし、周りの子どもたちも快く受け入れてくれたようでした。
学校の先生もよく見てくれているようで、良い環境に身を置くことができたのだと安心して見ていました。
しかし、全てが上手くいくなんてことはありませんね…。
問題が起きたのは私の方でした。
ある日、娘の学校での様子が気になってスーパーの帰り道に少しだけ校庭を覗いたことがありました。
そこをたまたま通りかかった女性が、私に声をかけてきたのです。
「何をしているのかしら?」
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