いつものように突然現れる義母、もう正直慣れてきてしまった。
義母と言えど所詮は人。
大体曜日は読めてきたし時間も何となくわかってきた。
ところが今日はいつもとある点が大きく違っていた。
夫が休みになり、ソファに座っていること。
平日お昼真っ只中、夫が休みだなんてつゆ知らず。
義母は大きく息を吸い、嫌味を連ねていく。
義母「いつまで経っても成長しないのね。普段の家事以外に向上心を持って生活できないのかしら。」
私「は、はぁ…」
義母「世の中工夫が大事なのよ。ほらここの溝、まだゴミが溜まってるじゃない。」
私「すみません。でもそこもいつも掃除していて…今日はお義母さんがいらしたのでまだできていないだけで」
義母「偉そうに口答えしないでちょうだい。
で?まだお茶も出てこないけどどういうつもり?」
一昨日来た時は出してもケチをつけて飲まなかったくせに。
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