「嘘よ!もうあなたの言葉なんて信じられない!
最初から怪しいとは思っていたのよ!」
「怪しいって何が!?俺が何かしたか?」
すると妻は驚くようなことを言い始めたのです。
「あんたみたいな無名の会社員なんて、どうせたかが知れているのよ!
私を包み込む包容力が足りていないの。人としてとても未熟ってこと!
それなのにあんたに注意されるなんて…」
「待ってくれ、今仕事のことは関係ないだろ?
人としては至らない部分もあるかも知れないけど、それはお互い様というか…」
俺が全てを受け止め、言い返さなければよかったのかも知れません。
でも、妻の言い分にはどうしても引っかかるところが多すぎました。
言い返さずにはいられなかった俺に、さらに逆上する妻。
この一件から大げんかに発展し、妻から離婚を告げられました。
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