「社員を守ることは社長の務めです。ですが、これ以上の話は私たちの問題ですから
今は控えていただけますか?」
俺は記者にも簡単に説明をし、今は本来の取材内容に集中してもらうようにお願いをしました。
突然の出来事に驚き、悔しさを感じた元妻は逆上し騒ぎ出してしまいました。
取材を早めに切り上げて戻っても、騒ぎは収まらず致し方がなく警察へ通報。
それでも、「再婚しろ!」と叫び声をあげながら連行されていきました。
今回怖い思いをした社員のみんなには改めて事情を説明し、
本格的に対策をしていくことを伝えた上で謝罪。
大きな被害は出ていなかったこともあり、理解を示してくれて安心しました。
その後、一部の記者によって名前や顔を伏せた上で
元妻の襲撃が少しだけ報道されることになりました。
俺たちの離婚を知っている人は地元には多くいましたから
元妻のことだとすぐにバレてしまったようで、ご近所からの風当たりは強くなり
元妻は肩身の狭い思いをしているようです。
もちろん俺への連絡も絶え間なくきていましたが
他人を巻き込んでしまった以上、このままではいられず弁護士を交えることに。
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