態度をいっぺんさせ、必死に謝り続けていた。
突然かつ衝撃的な出来事に一時放心状態だった義父も加わり、今後の話し合いが行われ
お互いに落ち着くまでしばらくの間は、義母の我が家への出入りはもちろん義実家へ私たちが出向くことも見送られることとなった。
この上なく怒りを露わにしている夫を前に、義母は何度も何度も頭を下げたが
この場の勢いで許すことはないと、夫と義父の意向によりしばらくは様子を見ることに。
全てがバレ、実の息子に叱られ、憔悴しきった義母を見ると少し不憫ではあったが
私が今まで受けてきた嫌味や悪口の数々を思うと
もう少し叱られていてほしい気持ちもあったし、なにより長い呪縛から解き放たれたと思うとホッとする思いだった。
ふと娘に目をやると、強くまっすぐな目をしており、私と目が合うと「もう大丈夫だよ」と笑ってみせた。
自分だって嫌な思いをしていただろうし
大人に面と向かって立ち向かうことはとても勇気のいることだったと思う。
どうやら私の正義感の強さはそっくりそのまま娘に受け継がれたようだ。
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