白は花嫁の特権とされていて、普通であれば何より先にまず避ける色のはずなのに、だ。
この状況には両親も驚きを隠せなかったようで、なかなか渋い顔をしていたと思う。
式に参加してくれた友人たちは、こぞって「可哀想に」という目で私を見ていてそれとなく慰めの言葉をかけてくれていたが
その気遣いが余計に辛かったことを義母は知っているだろうか。
出産する時にも非常識な行動は止まらず、むしろ大イベントに肩をぐるぐる回してやる気満々で挑んできた様子で、お腹に命が宿ったことを知ってからは悪阻に苦しむ私を見ては我慢が足りないだの生活の質が悪いだの目につく行動全てに口を出し、出産して間もない疲れきった私に向かって何時間も育児や出産中のことについてベラベラと御託を並べ続け、挙げ句の果てに自分の子育てが如何に優秀で自分がどれほど有能な人間であるかを永遠に語り続ける始末。
こんなに絵に描いたような嫌な姑って本当にいるのだなと身をもって感じている。
更には結婚式や各イベントで会う私の友人たちにも口を開けば嫌味を言い、嫌がらせとも思える行為の数々があったことがわかってしまった。
しかも私に見えないところでやるからタチが悪い。
要するに悪いことだとわかってやってるということがわかってしまった。
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