子ども「うん、本のお姫様のことは助けられなかったけどママのことは守れるから!」
私「ありがとう、本当にありがとうね。」
堪えていた涙が少し溢れてしまい、それを見た子が困惑した様子で涙を拭ってくれ、その仕草にまた泣けてしまった。
それからというもの、義母は懲りずに家に訪れ
クリスマスにしか買ってもらえないような大きなおもちゃや取り寄せが必要な高級店のお菓子、小さい子向けのアニメを片っ端からみて話題を合わせる等あの手この手で機嫌を取ろうと試みていたけれど一切興味を示すことはなかった。
開口一番私への嫌味を言っていた癖がなかなか抜けず、ひとしきり話し終えてはまたやってしまったことに気づき、その頃には愛する孫から冷たい目をされていることが定番になっていった。
次第に子ども側から義母に会いたがらなくなってしまい、これには義母も相当なダメージを負った様子で
嫌味のレベルが心なしか下がったように感じている。
今までの非常識極まりない行動を全て許すことはできそうにないけれど
我が子の勇気ある行動をきっかけに、家族になっていけたらいいと思っている。
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