「うえ…気持ち悪い…」洗面所で吐く私。
「またつわり?大げさだな」
夫がリビングでソファに寝転がってスマホをいじりながら言った。
「うちの姉貴、つわりなんてなかったって言ってたぞ」
私は29歳の薬剤師。病院で毎日、妊婦さんの処方箋を扱っている。つわりの薬を渡しながら「大変ですね」と声をかける仕事。
なのに、自分の夫は全く理解してくれない。
夫は32歳の営業マン。基本的には明るくて仕事もできる人。でも、女性の体のことには本当に無理解だった。
妊娠3ヶ月。つわりがピークの時期。
私は仕事から帰ると、すぐにトイレに駆け込む日々。匂いに敏感になって、ご飯の炊ける匂いすら吐き気を催す。
でも夫は「妊娠は病気じゃないんだから」と言って、家事を全く手伝わない。
「俺も仕事で疲れてるんだよ。ご飯くらい作ってよ」
私は吐き気をこらえながら、キッチンに立つ。
ある日、義姉から電話がかかってきた。夫が電話を代わってくれと言う。
「つわり大変?私は全然なかったけどなあ。気の持ちようだと思うよ」
義姉の言葉を聞いた夫は、私に言った。
「ほら、やっぱり大げさなんじゃないの?」
しかし最後、夫は地獄を見る事に…。
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