お義母さんと同居すること事態に嫌な思いはありませんでしたが、まだ小さい子供の世話と家事、そしてお義母さんの介護となると自分がうまくできる自信がどうしてもなかったのです。
でも、夫が珍しく「俺だって家にいるじゃないか。」そう言ってくれたことだけを頼りに、義母との同居生活を始めることにしたのです。
子育てのことに関しては全く頼りにならない夫でしたが、実の母親のことであればもう少し親身になって一緒に頑張ってくれると思っていたのです。
自分から我が家で共に過ごすことを提案したくらいですから。
翌週になって、義母との同居生活が始まりました。
義母は認知症の症状が進み始めたとはいえ、調子の良い時は今まで通りの義母と変わらず普段通りの生活を送ることができる時間の方が多いように感じました。
時折記憶がちぐはぐになることはあれど、想像していたよりもずっと問題なく過ごせていたのです。
その様子を見た夫は、最初のうちは宣言通り家にいる時間を増やしてはいましたが特に何をするわけでもなく、1週間もしないうちに自分のことに時間を割くようになり
次第に休みの日はわざわざ家を空けるようになりました。
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