義母「やっぱりあなたいちいち大袈裟なのよ。ママ友のものなんでしょ?あなたがお金を返せば済む話じゃない。
もう今日のエステには間に合わないから使わせてもらうけど。裏面を見れば名前は書けるし、使うのには問題ないんじゃないかしら?惜しいけど本契約は次回にしてしまえば本名がバレることもないでしょうし。」
私「本気で言っていますか?バレなければいいとか返せばいいなんて問題じゃないんです!
このままだと本当に罪に問われますよ!」
義母「あなたさっきから私が窃盗だのなんだの言ってるけど、私は借りただけなの。盗んだわけじゃないのよ?
それにあなたが紛らわしいカバンを使っていたから悪いんでしょ?私はあなたのお友達から拝借するつもりは元々なかったんだし、むしろ冤罪を被った被害者だとすら言えるんじゃないかしら?」
私「なんて筋の通らない理論を…わかりました。お義母さんがそのつもりなら友達には正直に全てを話すことにします。義理とは言え家族ですし、最悪の事態は免れたかったのですが難しそうですね。」
義母「何が言いたいの?はっきり言いなさいよ。」
私「友達自身から警察に相談してもらうことにします。私はお義母さんの家族ではありますが、実際に被害を受けたのは友人なので私から告発することはできません。それにこれ以上お義母さんを守ることもできません。私にできることは、せめてどうかそのカードを使わないでくださいねということくらいです。」
義母「友達の義母を簡単に警察に突き出したりするかしら?それっぽいことをいえば私が怯むとでも思ったの?甘いのよ。」
私「それは私から、きちんと然るべきところに相談するようにお願いしてみるつもりです。お義母さんは今まで何度も度を超えて勝手にものを持ち出したり奪ったりしてきましたよね。正直うんざりしているんです。家族だといえば済まされると思っているところにも疑問しかありません。
勘違いといえど、こうやって他人に迷惑をかけることでことの重大さに気づいてもらえるなら警察でも何でもいいのでしっかりと対応をしてもらうべきだと思います。」
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