「子供が熱出したのはお前の責任なんだから、お前が今日は家で看病しとけよ」
夫がまた言った。私には大事な会議があったけど、夫は「俺の仕事の方が大事だから」と譲らない。
私は仕方なく会社を休んだ。
それから1週間後。
私が買い物から帰ると、家の中で息子の泣き声が響いていた。
急いで玄関を開けると、3歳の息子が階段の下で泣きながら倒れている。
「どうしたの!?」
私は慌てて息子に駆け寄った。息子の腕が変な方向に曲がっている。
夫はソファでスマホをいじっていた。
「ちょっと!何してるの!?」
「ん?ああ、階段から落ちたみたい」
夫は視線をスマホから離さない。
私は震える手で救急車を呼んだ。電話をかけていると、夫がまさかの一言。
「階段から落ちたくらいで大袈裟なんだよ。ほら、ただ泣いてるだけじゃん」
私は耳を疑った。息子の腕は明らかにおかしな角度になっている。
すると夫はさらにとんでもない事を言い出した。
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