「え？この前美味しいって言っていた料理をそのまま作ったつもりなんだけどな…
どんな風に苦手だった？」
「どんなも何も、とにかく嫌なの！さっさと作り直して」
この日は、虫の居所が悪かったのかなとか、単純に好みが変わったのだと思っていました。
しかし、妻の文句はこれでは終わらなかったのです。
「今洗濯しないで！うるさい！」
「え？でも朝しないと太陽の光がもったいないだろ？」
「太陽よりも私を優先してよ！それでも夫なの？」
「そういう問題じゃないだろ？」
「そういう問題よ！私のことを優先しないなんてあり得ない！
実家だったら絶対に私を最優先に考えてくれるのに」
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