「私の好意を無碍にするなんて、嫁として失格よ!」
初めてこの言葉を言われた時、私はゾッとしたのを覚えています。
私の名前はタカコ。
一昨年に夫と結婚して新生活をスタートさせたのですが、絵に描いたように姑にいびられて過ごしています。
交際時にはそんな片鱗は見せていなかった義母ですが、結婚した日を境に私を見下すような行動を取り始めました。
「タカコさん、今すぐきてちょうだい。急いでいるのよ!」
「お義母さん、突然どうされたんですか?
今日は私も予定があって、今すぐはちょっと…」
「は!?緊急事態なのよ!?
あなたのスケジュールなんて比較もできないほど優先順位の高いことなの!
ごちゃごちゃ言わないでいいからさっさと来なさい!」
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