そう言うと義母は一方的に電話を切ってしまいました。
いつもの行いはさておき、義母も若くはありませんからもし怪我でもしていたらと思うと放っておくわけにはいきませんでした。
疑心暗鬼になりながらも、なるべく急いで義実家に向かいます。
もし怪我をしているのであれば、救急車を呼ぶでしょうし、泥棒が入ったということがあれば警察を呼ぶでしょう。
タクシーの代わりはできても医者や警察の代わりは流石にできませんし、その判断は義母にもできるはずです。
それなら何がそんなに緊急事態なのでしょう…。
運転しながら想定できることをぐるぐると考えていましたが
一向に答えは出ないまま義実家に到着しました。
「お義母さん、何があったんですか!?怪我とかしてないですか!?」
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