義母「じゃあそろそろお暇するわね。」
私「はい、気をつけて帰ってくださいね。」
義母「はいはい、そんなに老人扱いしないでちょうだい。私だってまだまだ現役よ!」
私「そういうつもりでは…」
少しでも気に入らないと嫌味をいう義母ではあったけれど、孫に対しての愛情は感じるしどこまでいっても他人の私に向けて時折嫌味を言うくらいは良いと自分の中では割り切れていた。
孫のことになれば協力だってしてくれるし…。
最近まではそう思えていたのだ。
今日も不可解な出来事は起きていた。
私「今日は口紅がなくなってる…。」
義母が我が家に来るたびに、少しずつ私の私物がなくなっている気がするのだ。
最初のうちは、きっとどこかに置き忘れたのだろう程度にしか考えていなかった。
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