このご時世、外に出る時におんぶは正直、わたしとしては子どもの顔が見えないし、背後も見えないから悪戯されたらどうしよう、ととても怖い部分があって抱っこ紐を使っていた。
わたしとしては一長一短それぞれあるのはわかっているけど、そんな言い分も言う気が起きないほどわたしは疲弊していた。
帰りはもう会話の相手すらしたくなくて、自ら運転に名乗り出た。寝不足も手伝って、後部座席でヒートアップしてあれこれ話す義母の声ですら本当に苛々して。
思わず、その苛立ちが運転に出ていたのかもしれない。義母も実のところ二日酔いだったのか、運転に文句を言い出した。
義母「ちょっと!どうしてこんなに乱暴な運転するの?」
私「え?」
義母「気持ち悪くなるでしょ!」
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