義母「何よ。そろそろ料理でも教えて欲しくなったかしら?あなたには到底無理な話よ(笑)」
私「いえ、最近私に振る舞われた料理についてです。」
義母「あら、何かしら?文句があるようね。」
私「私にだけ腐った料理を出していますよね。本当はロールキャベツを出された時から変だとは思っていたんです。わざわざ個別で出していたのもそのためじゃないですか?自分の旦那さんや息子に傷んだ料理を食べさせて体調不良にさせるわけにはいかないですもんね。」
義母「何をいうかと思えばそんなこと?傷んでいるかどうかくらいはわかる味覚をお持ちなのね(笑)」
私「認めるんですか。」
義母「ええそうね!」
想像しているより遥かに簡単に認めた義母だったが
私はこの時証拠を残すということを忘れていた。
あまりにもあっさりと認められてしまい、そこまで気を回すことが出来なかったのだ。
それからしばらくは、何故だか普通の料理を出される日が続いた。
時折傷んだ食事を出された、弄ばれるようになってしまったようだ。
あれからまた義母のポーカーフェイスが始まり、なかなかボロを出さないため証拠を押さえられず誰にも言い出せない日が続く。
最後のチャンスだ。そう思いながらもう一度義母に切り込むことにした。
今度はポケットの中にスマホを忍ばせて、だ。
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