あたかも名推理をしたと言わんばかりの誇らしげな顔で言い放つ。
義母「鍵をかけてしまえば誰にも見つからずやりとりができるものね。今はどんな人と遊んでいるのかしら?
尾行しても相手が見つからないのは家の中でこっそりやりとりしているからなんでしょ?今は電話でもそういうこと、できる時代みたいだし。」
これ見よがしに鍵をかけてしまったのは私の落ち度だったかもしれない。少し考えればわかったことだったのかもしれない。
一方的に疑われ、一方的に嫌がらせをされているのは私の方なのに、いつの間にか自分の行動を咎めるようになってきてしまった。
誰にも相談せず、誰かを巻き込んで嫌がらせをされれば対応をする日々。
開き直っている義母に正面切って話しても埒が開かず、この状況に終わりが見えない。
このままではいけない、ふと頭の中によぎったのは義母をまいてエレベーターを見送ったあの日のことだった。
そうだ。夫に相談しなくても、義父にこの事実を告げ口しなくても
私自身が義母の弱みを見つけ出し、この状況から逆転すれば良いのではないか!
義母だって人間だ、きっと何か隠していることや普段人には見せない姿だってあるだろう。
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