まだ小さな子どもの目から見ても、義母から私に対しての態度はとても冷たく、ママっ子であったことも重なり、それは不安要素でしかなかったようだった。
子ども「おばあちゃんとママは喧嘩をしているの？」
義母「え？どうして？」
子ども「だっておばあちゃんはママにいつも怖い顔をしているでしょ？
喧嘩をしないとそんなお顔にならないと思うから」
義母「あら？おばあちゃんそんなに怖い顔をしていたかしら？」
子ども「うん、いつもそうだよ！おばあちゃんもママも大好きだから仲良くしてほしいのに。
ねえおてて繋いで仲直りしよう？ごめんねってしたらいいんだよ！やり方教えてあげよっか？」
義母「まあ、優しいのね！でも大丈夫。
喧嘩なんてしていないし、ママとおばあちゃんはとっても仲良しなのよ？」
子ども「えー？本当に？」
義母「ええ、本当よ。」
これは後で夫から聞いたやりとりで、私が部屋にいないことをいいことに、その場をやり過ごした義母。
子どもの手前、仲が悪いだなんて言えないこともわかっているし悪口を吹き込んだりありもしないことを言って私と子どもを引き離そうとしたりしなかったことだけはよかったと思う。
でも仲は良くない。断じて良くない。
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