よく、義両親と仲の良い雰囲気を醸し出している人もいるけれどあれも実はフェイクなのではないかと疑いたくなる程に私には本当の意味で寄り合える気がしないのだ。
そんなある日、義母が自宅を訪れいつものようにネチネチと嫌味を言い続けていた頃、何だか子どもの様子がおかしいことに気づく。
いつも通り買い与えられている山のようなおもちゃのプレゼント、そしてよくわからないデザインの大きすぎるサイズの洋服、何度も繰り返される毎度同じ内容の嫌味。
何一つ変わらないはずなのに、子どもの様子だけがおかしい気がしていた。
いつもなら飛び跳ねて喜ぶ義母からのおもちゃのプレゼントにも殆ど興味を示さず、
不思議に思った義母からすかさず入ったおやつ攻撃にも無反応。
愛しの孫が自分に思ったような反応をしてくれなかった腹いせ分も乗っかり、嫌味はヒートアップしていった。
すると思わぬ声が聞こえてくる。
子ども「嘘つき」
私・義母「「え?」」
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