夫「笑わせるなよ、あんな認知症でどこに信憑性があるんだよ。」
私「お義母さんが遺書を書いたのは、うちに来てすぐの頃よ。まだ認知症もあまり進んでいなかった頃。あなたの挙動もしっかり見ていたし、私のことも見てくれていたわ!」
夫「お前のことなんか見て何になるんだよ!お前は家にいるだけだろう!」
私は義母の遺書を突きつけました。
そこに記されていたのは、私への感謝と夫への軽蔑、そして失望でした。
義母「私への手厚い介護と、その優しさにはいつも感謝しかありません。家のことも全てこなし、子供への愛情も欠かさず本当によくやっていましたね。あなたと家族になれたことを誇りに思います。遺産は全て、私に尽くしてくれたユイコさんに相続します。」
夫はそれを見るなり膝から崩れ落ち、どうしてこんなことになったのだと半泣きになっていました。
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