結婚式の準備中、義母が突然言い出した。
「あなたのご両親、結婚式に呼ばなくていいわ」
私は耳を疑った。
「え…なぜですか?」
「だって、格が合わないでしょう。うちの親戚は皆、それなりの家柄なの。あなたのご両親は…会社員でしょう?」
義母は鼻で笑った。
「お義母さん、それはあまりにも…」
「何?事実でしょう。うちは代々続く名家なの。格が違うのよ」
私は言葉を失った。
確かに、私は父の職業を「会社員」としか言っていなかった。
義母は「会社員」という言葉から、勝手に平凡なサラリーマンだと決めつけたようだ。
婚約者の彼に相談した。
「母さんがそう言うなら、仕方ないよ」
「え?あなたもそう思うの?」
「だって、母さんの親戚に恥かかせたくないし」
私は絶望した。
でも、父は「気にするな。お前が幸せならいい」と言ってくれた。
母は悲しそうだったが、「あなたの結婚を邪魔したくないから」と我慢してくれた。
しかし結婚式当日…
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