「妊娠?迷惑なタイミングね」
妊娠を報告した時、女性上司の田中さんが冷たく言った。
私は結衣、28歳の営業職。上司の田中さんは45歳の営業部長。バリバリのキャリアウーマンで、部下には厳しいことで有名だった。
「産休は来月から取らせていただきます」
私が答えると、田中さんはため息をついた。
「まあ、権利だから仕方ないけどね」
は?おめでとうの一言もない。
同僚たちも田中さんの顔色を伺って、誰も祝福してくれなかった。
数週間後、送別会が開かれた。
でも雰囲気は最悪。
田中さんが乾杯の挨拶で「結衣さんはこれから産休で楽でいいわね。私たちは残って働くのに」と嫌味を言った。
他の社員も上司に同調して、笑いながら頷いている。
私は笑顔を作るのが精一杯だった。
産休に入ってから、田中さんから頻繁にメールが来た。
「例の案件、どうなってる?」
「クライアントから連絡来てるけど、あなたの担当よね?」
私が「今は産休中ですので、引き継ぎした佐藤さんに確認してください」と返すと、
「冷たいわね。前の担当者として最後まで責任持つべきじゃない?」
産休中に仕事を振るのはおかしいだろう。
私は無視することにした。
そして1年後、育休から復帰した。
するとこの後、まさかの展開に…。
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