私が締め切りが近くなり自室にこもって仕事をしている間、子供たちの面倒を見てくれたのも母でした。
そのたびに、本当は夫とこうやって協力して生活していきたかったとふと考え、悲しくなったこともありましたがその気持ちを力に変えていくしかありませんでした。
在宅ワークを始めて1年が経った頃、私は自分が稼いだ分のお金だけでも自分と子どもたちと過ごしていけるだけのお給料を得ることができるようになっていました。
でももちろん夫にはこのことをまだ伝えていません。
ほんの少しでも貯金を蓄えておきたい、その思いからまだ離婚に踏み切ることができていませんでした。
まだどこかで夫のことを信じていたかったのかもしれません。
意を決して在宅ワークを始めて2年が経った頃、ついにその時が来てしまったのです。
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