どんなに愛おしくても、どんなに愛を誓っても
付き合っていようと結婚していようと
所詮私は血の繋がりもないし、共に過ごしてきた時間なんて高が知れている。
だから私が何を言ったところで、実の母親には敵わないのだということを
最近になって強く感じるようになった。
夫には十分愛されていると思うし、もちろん浮気をされたり暴力を振るわれるなんてこともない。
何かを相談すれば親身になって聞いてくれるし、家事にも協力的で休みの日には一緒に出かけることだってある。
基本的には妻ファーストで私を思いやってくれている。
絵に描いたような仲の良い夫婦だと自分で思えるほど、良好な関係を築けている自信があった。
でも、いや、こんなことを言うのは私のわがままなのだろうか。
たとえわがままだと思われようと私はすでに耐えられない状況だった。
こんなにも恵まれた中でさえ「母親には敵わない」と思ってしまうのかというと、原因は完全に義母にある。
義母は私と2人きりのときにだけ、口から先に生まれてきたのだと言わんばかりに永遠と話し続ける。
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