「この関係は大事にしていきたいね。」
そんなことを夫と話しているくらい、私たちはユイコさんと仲良くなっていきました。
ユイコさんもそう思っていてくれたらいいと2人で思っていたのです。
それからもユイコさんとの関係は良好に進んでいきました。
私たちが困った時はユイコさんが助けてくれ、ユイコさんが困った時は私たちが助ける。そんなルーティンで過ごしていたのですが、ある日突然そんな関係に不穏な空気が流れ始めたのです。
それはとある日、新しくできた大型ショッピングモールに一緒に行こうと話していた時でした。
「ごめんなさい、私その時間はちょっと難しくて1時間くらい遅らせてもらえないかな。」
「全然問題ないよ。何か用事でもあるの?」
「うん、ちょっとね!でもすぐ終わるから、それ以上遅れることは無いと思う!」
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