「どうして!?私たちがもしユイコさんに迷惑をかけているなら直接言ってくれれば…」
「私、イオリさんにもカイトさんにも本当に良くしてもらってると思いますよ。でもそれだけ
じゃない。私カイトさんのことが好きなの。」
「え?」
「ほら、素直に言ったって困るでしょ?だから毎日神頼みしてあなたたちが離婚するのを待ってた!有名な神社だからきっといつか叶えてくれるって信じてる。」
「待って、俺のことを好きだって?」
「そうよ。気づかなかった?私カイトさんに褒められたくてお弁当だって早起きして作ったし、いい女でいるためにいろいろ頑張ったわ。イオリさんと仲良くしていたのもカイトさんとだけ仲良くしていたら目立つからよ。私、もう結構序盤からカイトさんを手に入れることだけを考えてた。」
なんとユイコさんは出会って早々にカイトのことを好きになり、いつか略奪するために私たちと仲良くしていたというのです。
「カイトさんとは過ごしたいけど、お参りも欠かせないから毎日スケジュール調整するの大変だったんだから。絵馬だって毎日書いてるの。」
「これのこと…?」
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