「ああ、Gが出たのよ。だから呼んだの。
でもいなくなっちゃったし、どうやら外に逃げたみたいだからもういいの」
「はあ!?」
なんと、Gが出没したというだけの理由で
車を出さなくてはいけない距離の私を呼びつけたというのです。
「もう理由もわかって満足でしょ?頼むからもう帰ってくれないかしら?
理由はさっき言ったとおりよ。ほら、帰った帰った!」
義母はもうこの時には私の方すら見ていません。
これ以上声をかけても仕方がないことくらい私にも分かりますから、致し方がなく帰ることにしました。
義母に振り回される日々が続き、気が滅入り始めてしまった私。
夫にももちろん相談していましたし、義母に対して注意もしてくれていたのですが
何せ単身赴任中で海外にいるので、直接的に体温をすることはなかなか難しく
帰国する半年後までは1人で耐えるしかありませんでした。
海外で時差があるため、最初のうちは夫からの注意の電話を受けていた義母も
時差を理由に「寝ていた」「気がつかなかった」と都合の悪い連絡は取らなくなりました。
時差と言っても数時間なので、苦しい言い訳なのはわかっているのですが
それでもつながらなければ意味がありません。
コメント