ただ、どうやらそれでもミユキさんにとっては全く気に入らなかったようです。
「というか、こんなの渡されると馬鹿にされているようにも感じるわよね。あなた何様?私に喧嘩を売っているの?」
「いえ、そんなつもりは全くありません!
お気に召さないようでしたらまた他のものを…」
これ以上揉めるのは面倒だと思った私は、すかさず他のものを持ってくると提案したのですが時すでに遅し…。
「いいわ。あなたは私の敵だとみなしたから!
そっちがその気なら私も本気であなたを潰しにいくわ。
あなたの行いが悪いからこんなことになったんだからね、覚悟しなさい!」
ミユキさんは少し声を荒げて私に言い放つと、足早に去っていきました。
私がミユキさんに完全に敵視されたことは、ものすごい早さで周囲のママ友たちに伝わったようでした。
心配の連絡がたくさん届きましたが、誰も動くことはできないようでした。
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