私「今届いたばかりで、ちょうど開封していたところにお義母さんがいらしたんですよ。だからすぐにはドアも開けられなかったし…」
義母「言い訳はいらないの。他人を思いやれないからどちらもうまくいかないのよ、全部あなたの努力不足でしょう?」
部屋の隅から隅まで目をやり、私の言動、行動、知り得る範囲の全てにケチをつけ
一通り言い終わると帰っていく、言っている内容もやり口もいつものことだ。
ただ今日は少し違う。
バタンと扉が閉まる音がし、私はもう一度ポケットに手をやり、スイッチを押した。
そう、ポケットの中で今日の一部始終を録音していたのだ。
ちょうど帰って来た夫に駆け寄り、相談しようとすると
私「おかえり、ねえお義母さんのことなんだけど何とかうちに来るのを止められないかな。毎日忙しい時間にいらして何もできないの。」
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