義母は昔、とても恋多き女性だったそうだ。
しかも当時は絶世の美女で、声をかけてくる男性は星の数ほど多く殆ど関わったことのない男性にも一目惚れをされ、告白されることなど日常茶飯事だったという。
加えて惚れやすい性格だったため、覚えていられないほどの男性と交際し気に入らなければ捨てるを繰り返してきたのだそう。
何故そんなことを知っているかというと、本人が直接、何度も何度も話すからだ。
昔はモテていた、昔はもっと美しかったそんな話を家事をしながら家庭菜園の世話をしながら、テレビを見ながら、お茶をしながら永遠されれば一言一句覚えてしまう勢いである。
義母「あれは高校生の時だったかしら。
学校一ハンサムな3年生の先輩に、入学早々に告白されてしまってね。おかげでクラスでもかなり目立ってしまったのよ、ただでさえ美人が入学してくるって噂になってたらしいのに!あの時は本当に困ったわ、
まあわたしのタイプじゃなかったからお断りしたんだけど、逆にそれが注目を集めてしまってね(笑)」
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