【第2話】どうにか夫と私を離婚させたい義母… ついには「不倫の証拠を掴む！」と 私を尾行するまでに… 我慢の限界にきた私はある仕返しを決行した

モニターを覗くと、そこには誰も映っておらず気のせいか何か故障でもしたのだろうと思いたかった。

簡単には怖がらない方ではあったが、深夜にインターホンが鳴るのはやはり少し怖いし警戒心も働く。

ピンポーン

もう一度チャイムが鳴る。

恐る恐るモニターを確認するがやはり誰も映っていない。

ピンポーン

3度目が鳴る。もうこれは気のせいでは説明がつかないし、原因がわからないまま過ごすには怖すぎる。

意を決してモニターを見続けていると隅から手が伸びてきて何度もインターホンを押す人影が映った。