お隣さん「そんな風に強がらなくたっていいじゃない!わかるわよ、寂しいのよね。でも男だし泣き言なんていえないって思ってるんでしょ?
今日はうちで飲んでいく?思う存分吐き出しちゃいなさいよ!」
私「本当に大丈夫です、強が理とかではなくて本当に終わった話なので、これで失礼します。」
お隣さんは普段はとても気の良い人だが、少しでもゴシップネタがあるととても面倒な人になる。
人の話を聞かないし、あわよくばいろんなことを聞き出してネタを増やそうとしてくる。
それに有る事無い事を付け加えて噂話を大きくするのが大好きなちょっと厄介な人なのだ。
もうすでに別れている元妻のことを悪く言って噂を広めてもらうことなんていくらでもできただろうが、それこそ人として最低限のプライドもないような気がしてならなかったし、そもそも元妻に対して言いふらすような嫌な感情すら抱けていなかったのだから
本当にいうこともなかったのだ。
それからも数日に一度、元妻からの近況報告とも挑発とも取れる連絡は届いていたが
どれもまともに取り合うことはしなかった。
年始の束の間の休息を十分に取りたい思いもあり、なるべく見ないようにしていたのだ。
コメント