夫「そう思ってるのはそっちだけで、俺たちは二世帯にするつもりはないんだよ…」
理由は至ってシンプルで、夫婦喧嘩の延長で家にいられないから居場所をくれというものだった。
同じようなやりとりを義母と夫で何度も行っても話にならず、心の準備もできないまま、ついには義母が押しかける形で同居生活がスタートしてしまった。
義母が〈一丁前に広い家〉と言っていた我が家は2LDKで、特に部屋数に余裕があるわけでもなかった。
義母が無理矢理押しかけたことによって娘の部屋を義母の部屋にするしかなく、娘が自分の部屋を失う形となったことで、娘の怒りボルテージはMAX。
普段温厚な娘がイライラしている様子を見て流石に異変に気づいたようだったが、思春期なのだろうと品なくゲラゲラと笑っていた。
こうして誰も義母との同居をよく思わない状態で、いつまで続くかわからない生活を送ることになってしまった。
義母「ちょっと、この家はお茶の一つも出せないの?もうここに座ってしばらく経つんだけど」
私「は、はい?」
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