「嫁が不妊なんじゃない?」
義母が親戚の前で、私を指差しながら言った。
私は27歳。夫と結婚して2年。まだ子供はいない。
別に避妊しているわけじゃない。自然に任せているだけ。夫とも「焦らずにいこう」と話していた。
でも義母は違った。
結婚1年目から「孫はまだ?」と毎回聞いてくる。
「まだです」と答えると、「早くしないと」「若いうちに産まないと」とプレッシャーをかけてくる。
結婚2年目に入ると、義母の態度が変わった。
「もしかして、どこか悪いんじゃない?」「病院行った方がいいわよ」
私が「別に問題ないです」と言っても、義母は信じない。
「2年もできないなんておかしいわ。絶対何か問題があるのよ」
そして先日、義実家での集まりで、義母が親戚の前で言った。
「嫁が不妊なんじゃない?2年もできないのよ。息子は健康なんだから、嫁の方に問題があるに決まってるわ」
私は耳を疑った。
親戚が気まずそうに私を見る。
「義母さん、決めつけないでください」
「決めつけじゃないわ。事実でしょ。息子は健康なんだから」
「夫も検査してないのに、なんで私だけが不妊だって言うんですか」
「息子に問題があるわけないじゃない。うちの家系はみんな健康よ」
義母の自信満々な顔。
私は怒りで震えた。
家に帰って、夫に言った。
「お義母さん、親戚の前で私を不妊だって決めつけたの」
「え、マジで?」
「マジ。息子は健康だから嫁が不妊だって」
夫は困った顔をした。
「母さん、余計なこと言うなあ…」
「余計なことじゃないよ。私、すごく傷ついた」
「ごめん。母さんに言っておくよ」
でも夫が義母に言っても、義母は「事実を言って何が悪いの」と開き直った。
数日後、親戚の叔母から電話があった。
すると、義母がまさかの行動に…
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