【全編】「あの古臭いネックレス?ゴミ収集車が持って行ったわよ」

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[2号]スカッと春香
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私は夫に電話した。

「お義母さんが私の物を勝手に捨てたの!祖母の形見も!」

「え…母さん、何やってるんだよ…」

夫が帰宅して義母に確認するも、義母は「掃除しただけ」と悪びれない。

夫も「母さん、やりすぎだよ」と言うだけで、それ以上何もしない。

私は諦めかけていた。

数日後。

暇つぶしにフリマアプリを見ていると、見覚えのあるブランドバッグが出品されていた。

私のバッグだ。

小さな傷がある場所まで一致している。

出品者のアカウント名を見ると、「○○(義母の名前)」。

心臓が止まりそうになった。

捨てたんじゃない。売ろうとしてたんだ。

私はすぐに義母に確認した。

「お義母さん、これ何ですか?」

スマホの画面を見せると、義母の顔が一瞬強張った。

「あら…それは…」

「私のバッグですよね?捨てたんじゃなくて、売ろうとしてたんですか!?」

「だって…高く売れそうだったから。もったいないでしょ?」

義母は開き直った。

「もったいない!?私の物を勝手に売ろうとして!?」

「使ってなかったじゃない」

「それは窃盗ですよ!」

義母は「大げさな」と鼻で笑った。

私はさらに義母のアカウントを調べた。

すると、他にも大量の出品がある。

時計、バッグ、アクセサリー、服…

その中に、見覚えのある物があった。

夫のブランド腕時計。義父が大切にしていたカメラ。

そして、親戚の叔母から「修理に出すまで預かって」と言われていた指輪。

私は親戚に連絡した。

「叔母さん、預けてた指輪、今ありますか?」

「それが…お義母さんに聞いたら『どこかにしまった』って。探してくれてるはずなんだけど」

「実は…」

私は事情を説明した。

叔母が驚愕する声が聞こえた。

「売られてる!?」

私は夫と義父にも報告した。

「母さんのアカウント、これ見て」

夫が自分の腕時計が出品されているのを見て、顔が青ざめた。

「これ、俺の時計…父さんにもらった大切な物なのに…」

義父も自分のカメラを発見して、激怒した。

「お前、何やってるんだ!」

その夜、親戚が集まった。

義母のアカウントを全員で確認すると、それぞれの物が出品されていた。

叔父の万年筆、従兄弟のゲーム機、叔母の指輪…

「お義母さん、これ全部説明してください」

義母は観念したように言った。

「お金が…必要だったの。生活費が足りなくて…」

「生活費?義父さんが渡してるでしょ?」

義父が通帳を確認すると、毎月ちゃんと生活費を渡している。

「じゃあ、何に使ったんだよ!」

夫が問い詰めると、義母は黙り込んだ。

後で分かったことだが、義母はギャンブルにハマっていた。

パチンコで負けた分を補填するために、家族の物を盗んで売っていたのだ。

親戚全員で被害額を計算すると、総額500万円以上になった。

「これ、全部弁償してもらいます」

親戚の一人が弁護士に相談し、集団で訴訟を起こすことに。

義母は「そんなお金ない…」と泣いたが、誰も同情しなかった。

「なら、あんたの物を全部売れば?」

叔母が冷たく言った。

最終的に、義母は家を担保にお金を借りて被害者全員に弁償することになった。

義父も「もう一緒に暮らせない」と離婚を決意。

夫も「母さんのしたこと、許せない」と義母を見放した。

私は離婚することにした。

「お義母さんの問題だけじゃない。あなたが私を守ってくれなかったから」

夫は何も言い返せなかった。

離婚から半年。

義母は一人暮らしをしているらしい。

親戚からは完全に孤立し、息子(元夫)からも連絡を絶たれている。

先日、義母から「ごめんなさい」とLINEが来たが、既読スルーした。

もう関係ない。

祖母の形見は戻ってこないけど、あの家族から離れられて良かった。

因果応報。

家族の信頼を裏切った人間は、最後は一人になる。

義母は今、自分のしたことの重さを、孤独の中で噛み締めているはずだ。

 

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