「あの古臭いネックレス?ゴミ収集車が持って行ったわよ」
私の祖母の形見を、義母はそう言った。
同居して3ヶ月。ある日、仕事から帰ると義母が私の部屋から出てきた。
「あら、おかえり。部屋、綺麗にしといたわよ」
義母は満足げに笑っている。
嫌な予感がして部屋に入ると、愕然とした。
クローゼットがほぼ空っぽ。思い出の品が入った箱も、棚に飾っていたアクセサリーも、全部消えている。
「お義母さん、私の物どこですか!?」
「断捨離したのよ。ゴミだらけだったから」
義母は当然のように答えた。
「勝手なことしないでください!大切な物もあったんです!」
「大切?あんなガラクタが?」
私は震える手で、何がなくなったか確認した。
学生時代の写真、友人からのプレゼント、服、そして…
祖母の形見のネックレスがない。
「お義母さん、祖母の形見のネックレスは!?」
「ああ、あの古臭いアクセサリー?捨てたわよ」
「捨てた!?どこに!?」
「ゴミ収集車が持って行ったわ。もう戻らないわね」
義母はヘラヘラしている。
私は涙が溢れそうになった。
あのネックレスは、祖母が亡くなる前に「大切にしてね」と渡してくれた、唯一の形見だった。
「どうしてくれるんですか…」
「大げさね。物なんてまた買えばいいじゃない」
しかしこの後、まさかの出来事が…
【続きは次のページで】



コメント