「孫を私に預けなさい。あなたより私の方が上手に育てられるわ」
義母の典子がそう言った時、私は耳を疑った。
私は優香、29歳。夫の健一と結婚して4年、2歳の娘・結衣がいる。
今日は、義実家で家族の集まりがあった。
「え…何を言ってるんですか?」
「だから、結衣ちゃんを私に預けなさいって言ってるの」
義母が、当然のように言った。
「あなたの育て方、見てられないのよ」
「私は健一を立派に育てたんだから、結衣ちゃんも私が育てた方がいいわ」
私は、言葉を失った。
「お義母さん、結衣は私の子です」
「わかってるわよ。でも、あなたには無理なのよ」
義母が、結衣を抱き上げた。
「ほら、結衣ちゃん。おばあちゃんと一緒に住もうね」
「ちょっと、やめてください」
私は、結衣を取り戻そうとした。
義母が、私を睨んだ。
「何よ。孫を可愛がって何が悪いの」
「可愛がるのと、育てるのは違います」
「同じようなものでしょ」
義母が、鼻で笑った。
夫の健一は、何も言わない。
私は、不安になった。
しかし…
義母の要求はエスカレートした。
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