週に3回も家に来て、結衣を連れ出そうとする。
「結衣ちゃん、おばあちゃんとお出かけしようね」
「お義母さん、今日は予定があるので」
「予定?子供にそんなものいらないわよ」
義母が、強引に結衣を抱き上げた。
「やめてください!」
私は、結衣を取り戻した。
義母が、不機嫌そうな顔をした。
「あなた、私を信用してないの?」
「信用とかじゃなくて、結衣は私の子です」
「私は孫のおばあちゃんよ。権利があるわ」
義母が、怒った。
私は、健一に相談した。
「お義母さん、ちょっとおかしいよ」
「まあ、母さんも孫が可愛いんだろ」
「可愛いのと、奪おうとするのは違うでしょ」
「大げさだな」
健一は、真剣に聞いてくれなかった。
ある日の午後、義母が突然家に来た。
「結衣ちゃん、ちょっとおばあちゃんと公園行こうね」
「お義母さん、今日は…」
「いいからいいから。すぐ戻るわ」
義母が、結衣を抱き上げた。
「ちょっと待ってください」
私が止めようとしたが、義母はもう玄関を出ていた。
「1時間で戻すから」
義母が、結衣を車に乗せた。
私は、不安だったが、1時間なら…と思った。
でも、1時間経っても戻ってこなかった。
2時間、3時間…。
私は、義母に電話した。
でも、出ない。
何度かけても、出ない。
夕方の5時になっても、戻ってこなかった。
私は、パニックになった。
健一に電話した。
【続きは次のページで】


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