私「ねえ、もしかして電話してるのってお義母さん?電話の声大きかったから、話し方で何となくそうかなって。」
夫「ごめん、声大きかった?うん母さんだよ。ごめんねもっと小さい声で話せばよかった。驚かせたよね。」
私が驚いたのは声の大きさではない。
私「もしかして毎朝電話が鳴ってるのって、お義母さんからの電話なの?」
夫「うん、そうだけどどうして?」
私「どうしてって…逆にどうして毎朝お義母さんと電話してるのかなって…」
夫「なんでって…朝起こしてもらってるんだ。学生の時からずっと。」
私「え?起こしてもらってるの?」
夫「そうだよ、一人暮らしの時もしてもらってた。俺が頼んでるんだよね。まあ頼まなくてもかかってくるだろうけど(笑)」
衝撃だった。大の大人が母親のモーニングコールで毎朝起きているということが。
一人暮らしをしていても、結婚していても、それを変えることなく続けていることが。
毎日頼む夫のことも、毎日かける義母のことも一瞬で異次元の世界の住人に感じた。
問い詰めると、出張の日の夜も遅くまで義母と毎日電話していたことが発覚した。
お互いに寂しいだろうから、と。
この日を境に、夫の態度は一変することになる。
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