いくら自分自身が平凡で平和な暮らしを求めたところで、他人もそうとは限らずましてやそれが複数ともなれば拗れていくものだ。
そんなことくらいは生きていく上で学んできたし、重々承知の上である。
いわゆる一般的な私の生活の中で、一際異彩を放つ存在。それが「あすかさん」だ。
このあすかさんは何者かというと、子供同士が同級生で昨年同じクラスだったキララちゃんのお母さん、要するにママ友というやつである。
私の周りにいるママ友は、基本的にとても穏やかで最低限必要な情報共有はすれど決して悪口は言わず
時折リフレッシュに食事に行くような良い距離感のママ友が多い。
何かと気を使う行事ごとは避けたい私にとってはとてもありがたいことで、同じような感覚のママが多いということで安心感もある。
非常に恵まれた環境にいるなと感じていたのだが、この人が前述には当てはまらず群を抜いて破天荒な人で
学校の行事ごとではもれなく誰かと揉めている噂を耳にする。
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