元妻はしばらくの間、許してくれと泣き叫んでいたが私は一切聞く耳を持たず
程なくして玄関から追い出し、それでも動かず騒音をあげる様に最終的には本当に警察を呼ぶ羽目になってしまった。
ゴシップ大好きなお隣さんは嬉しそうな顔で元妻の泣き叫ぶ顔を眺め、「どうしたの?話聞こうか?」なんて声をかけていた。
この騒動のせいで「男に逃げられて借金まみれの可哀想な女」というレッテルを貼られた元妻。
まだ近くに住んでいた元妻のところまでこの話は広がり、いづらくなった元妻は実家のある九州へ隠れるよう引っ越していき
その後共通の友人から聞いた話では、地元の工場で朝から晩まで安月給で働き、日々増える利子と戦いながら借金返済に奮闘しているそうだ。
時折私に会いたがっているという噂も耳にするが、すでに着信拒否をして引っ越しまで済ませた私には関係のないことだ。
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