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【全編】「孫は私が引き取った方がいいんじゃない?そんな子育てじゃ駄目よ」 | 「大嫌い!」うざい義母にスカッと倍返し!【先読み公式ブログ】

【全編】「孫は私が引き取った方がいいんじゃない?そんな子育てじゃ駄目よ」

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「孫は私が引き取った方がいいんじゃない?そんな子育てじゃ駄目よ」

義母が突然そう言い出したのは、私が生後6ヶ月の息子にミルクをあげている時だった。

「え?どういう意味ですか」

「だってあなた、母乳じゃなくてミルクなんでしょ?母乳で育てないと免疫がつかないのよ。それに紙おむつなんて使って、布おむつの方が肌に優しいのに」

私は32歳の会社員。産休から復帰したばかりで、夫と協力しながら息子を育てている。母乳は出が悪くて混合、おむつは紙おむつ。それの何が悪いのか。

「義母さん、今は医師も混合を推奨してますし、紙おむつも進化してるんです」

「だから現代の母親はダメなのよ。私の時代は完全母乳、布おむつ、添加物なしの手作り離乳食が当たり前だったわ」

義母は60代。夫を含めて3人の子供を育て上げた自信があるらしい。

それから義母の説教が始まった。

「ベビーフードなんて論外。全部手作りしなさい」「抱っこ紐は甘やかし。おんぶ紐にしなさい」「テレビは見せちゃダメ。絵本だけにしなさい」

私が「仕事もあるので無理です」と言うと、義母は顔を歪めた。

「だから孫は私が引き取って、正しく育てるって言ってるの。あなたのやり方は全部間違ってるわ」

「引き取るって…それはできません」

「何で?私の方が育児経験豊富だし、時間もあるわよ。あなたは仕事に専念すればいいじゃない」

夫に相談すると、「母さんは心配してるだけだよ。昔の人だから」って。全然味方してくれない。

義母の干渉はエスカレートした。

アポなしで家に来ては、冷蔵庫を勝手にチェック。「こんな添加物だらけの食材で離乳食作ってるの?」って説教。私が買ったベビーフードを全部捨てられたこともあった。

「義母さん、勝手に物を捨てないでください」

「孫のためよ。あなたがちゃんとしないから私がやってるの」

ある日、義母が布おむつを大量に持ってきた。

「これから布おむつに切り替えなさい。紙おむつは蒸れるし、環境にも悪いわ」

「義母さん、私は仕事してるので布おむつを洗う時間ないです」

「だから孫を私に預ければいいって言ってるでしょ!私が全部やってあげるわ!」

もう限界だった。

夫に「お義母さんをどうにかして」と泣きついたけど、「俺は母さんに育てられて健康に育ったし、母さんのやり方も一理あると思うよ」って。

は?

「あなた、お義母さんの味方なの?」

「味方とかじゃなくて、母さんは孫のことを思って言ってるんだよ。そんなに怒らなくても」

夫は全く理解してくれなかった。

そしてある日、まさかの事件が起きた。

【続き】

私が仕事で夫が息子を見ている日、義母が勝手に家に来て「ちょっと散歩に連れて行くわね」と言って息子を連れ出したらしい。

夫は「母さんなら大丈夫」と許可した。

でも、1時間経っても2時間経っても義母が戻ってこない。

夫が義母に電話すると、「孫は私が預かってるわ。しばらくうちで面倒見るから」と言われた。

「は?何言ってるの?すぐに返して」

「あなたたちの育て方じゃこの子が可哀想なの。私が正しく育て直すわ。安心して仕事しなさい」

義母は一方的に電話を切った。

夫から連絡を受けた私は、仕事を早退して義母の家に向かった。

インターホンを押しても義母は出ない。鍵もかかっている。

「お義母さん!息子を返してください!」

ドアを叩いても反応なし。

私は震える手で警察に電話した。

「子供が連れ去られました」

警察が来て、事情を説明すると、警察官の顔が険しくなった。

「これは未成年者略取誘拐罪に該当する可能性があります」

警察官が義母の家のドアを叩いた。

「警察です。開けてください」

ようやく義母がドアを開けた。息子は泣いていた。

「何なの?警察なんて呼んで。私は孫を預かってただけよ」

警察官が厳しい口調で言った。

「親権者の許可なく子供を連れ去ることは誘拐になります。たとえ祖母であってもです」

義母の顔が真っ青になった。

「誘拐?そんな…私は孫のためを思って…」

「お孫さんを今すぐお返しください」

義母は渋々息子を返してくれた。私は息子を抱きしめて泣いた。

警察官が義母に説明した。

「今回は被害届を出さないとのことですが、今後同様の行為があれば逮捕します。理解しましたか」

義母は震えながら頷いていた。

家に帰ると、夫がいた。警察から連絡が行ったらしい。

「母さん、何やってるんだよ…」

夫もさすがに庇いきれなくなったようだ。

翌日、義母と義父が謝罪に来た。

「申し訳ございませんでした。私が行き過ぎました」

義母は泣いていたけど、私の心は動かなかった。

「お義母さん、もう二度と息子に近づかないでください。警察の方も言ってましたが、次は本当に逮捕されますよ」

「でも私は…孫のことを思って…」

「あなたの『孫のため』は、あなたの自己満足です。私たちには私たちの育児があります。もう干渉しないでください」

夫も初めて義母にはっきり言った。

「母さん、もう限界だよ。しばらく距離を置かせて」

義母は何も言えず、帰っていった。

それから半年。義母とは連絡を取っていない。

夫は「母さんもショックを受けてるみたいだ」と言うけど、私は何も感じない。

息子は元気に育っている。ミルクと母乳の混合で、紙おむつで、時々ベビーフードも使って。

それで何も問題ない。

義母の「正しい子育て」なんて、ただの押し付けだった。

自分の価値観を押し付けて、最後は誘拐まがいのことをする。

そんな人に、もう息子を会わせるつもりはない。

因果応報。

義母は自分の行動の代償を、孫に会えないという形で受けているのだから。

 

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