「優奈ちゃん、全国こども絵画コンクールに出しませんか?」
「全国?」
「ええ、優奈ちゃんの絵、すごく良いんです」
「才能があります」
私は、優奈に聞いた。
「優奈、コンクールに出してみる?」
「うん!」
優奈が、嬉しそうに頷いた。
優奈は、「家族」をテーマに絵を描いた。
パパとママと優奈が、手を繋いでいる絵。
カラフルで、温かくて、愛情に溢れた絵だった。
そして、コンクールの結果発表の日。
「優奈ちゃん、最優秀賞です!」
先生が、興奮して伝えてくれた。
「最優秀賞?」
「ええ!全国で1位です!」
私は、信じられなかった。
優奈が、全国1位?
「すごいじゃない、優奈!」
私は、優奈を抱きしめた。
優奈も、嬉しそうに笑った。
数日後、地元の新聞に優奈の記事が載った。
「3歳児が全国コンクール最優秀賞」
大きな見出しと共に、優奈の絵が掲載された。
さらに、地元のテレビ局から取材の依頼が来た。
「優奈ちゃんの才能について、取材させてください」
私たち家族は、テレビに出演した。
優奈は、カメラの前で絵を描いた。
「将来は、画家さんになりたいです」
優奈が、しっかりと答えた。
放送後、親戚や友人から連絡が殺到した。
「優奈ちゃん、すごいわね!」
「テレビ見たわよ!」
「天才ね!」
みんなが、優奈を褒めてくれた。
そして、次の親戚の集まり。
【続きは次のページで】



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