義母「そうよ!いっぱいあるからね!」
息子「ふうん。あんまり食べたくないなあ」
義母「あらどうして?お腹空いてないの?
はぁ…どうせあなたがお菓子を沢山与えたんでしょ?いいよって言われたら食べてしまうわよねぇ。本当に何もできない自分勝手な嫁をもらったものだわ…」
息子「ううん、食べてないよ。」
義母「そんな嘘つかなくていいのよ別におばあちゃんはあなたに怒っているんじゃないの。」
息子は諦めたのか無視して黙々と食事を続けている。
その小さな頭の中で何を考えているのか想像はつかないが、とりあえず食べ進めているのは確かだ。
ある程度食べると手を止め、「もういい」と遊び始めてしまった。
これに対して義母は「まだまだ小さいから仕方がないわね」と気に留めていない様子だった。
自分の都合だけを考え、都合よく解釈しているのは誰のだろう…。
義母は満足そうに同じ食卓で食事をし、明日も食べなさいとご機嫌に作り置きをして帰っていく。
1品だけではない、何品もだ。
翌日になって食卓に並ぶその食事が義母の作ったものだとわかると、息子は手をつけなかった。
本当に何を考えているのだろう。
そう思っていた時、ついに事態は動き出したのだ。
コメント