録音「私が丹精込めて腐らせた料理、あなた最近残すようになったわね。生意気だわ!他の料理よりも時間がかかっているのよ?感謝して完食すべきはずなのに(笑)」
「計画的ってことですよね。」
「ええそうよ!次はどんな料理を腐らせようかしら。あなたが悪いのよ、ろくな料理も作れず味をわかっているのだかわからない料理ばかり生み出すから!」
義母の顔色がみるみる変わっていくのがわかる。
これを聞いた義父も夫も絶句している。
しばらくの間沈黙が続き、真剣な表情で夫が口を開いた。
夫「なあこれ…母さんたちの声だよな。」
私「ええそうよ。つい先週のこと。ポケットの中にスマホを忍ばせて録音させていただきました。
私、もうかなり前から腐った料理を食べさせられているの。最初はたまたまかなとも思ったし、私の味覚が本当におかしいんじゃないかって考えていたけどお義母さんの計画的な行いだったの。」
夫「ありえない!ちょっと食べさせてみてくれ!」
そう言って私の皿に盛られている煮魚に手を伸ばす。
黙っていた義父も同様に一口食べている。
義父「おい、どういうことだ!!」
夫「そんなことってあるかよ、どう考えたって傷んでいるじゃないか!」
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