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【全編】義父の介護を押し付ける夫! | 「大嫌い!」うざい義母にスカッと倍返し!【先読み公式ブログ】

【全編】義父の介護を押し付ける夫!

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人間ドラマ
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私は美咲、42歳。夫の健太、10歳の息子・大輝、そして義父の正男と4人で暮らしています。

義父が軽度の認知症と診断されてから、私の生活は一変しました。

「美咲、父さんのこと頼むな。俺は仕事があるから」

夫はそう言って、介護を全て私に押し付けました。私はパートを辞め、義父の介護に専念することに。

でも家事も育児も全て私の仕事。毎日ヘトヘトです。

「お父さん、ご飯ですよ」 「誰だお前は!うちに泥棒が入った!」

義父の症状は日に日に悪化していきました。

対立の激化

限界を感じた私は、夫に相談しました。

「ねえ、デイサービスを利用できないかな?このままじゃ私が倒れちゃう」 「何言ってんだよ。父さんを施設に預けるなんて薄情だろ」 「デイサービスは施設じゃなくて…」 「同じだろ!実の息子として、最後まで家で面倒を見たいんだ」

夫は全く話を聞いてくれません。

さらに義理の姉の由香も加わり…。

「美咲さん、嫁なんだからちゃんとお父さんの面倒見てあげてよ」 

【続き】

「でも私、看護の知識もないし…」 「愛情があれば大丈夫よ。私は仕事があって手伝えないけど、応援してるから」

応援だけ?手は貸してくれないの?

私は怒りと悲しみで胸がいっぱいになりました。

私は義父の日常を動画に撮り始めました。徘徊する様子、暴言を吐く様子、夜中に何度も起こされる様子…全て記録しました。

週末、家族会議を開きました。

「これが毎日の現実よ。見て」

動画を見せると、夫と由香は顔をしかめました。

「うーん、確かに大変そうだけど…大げさじゃない?」 「そうよ、編集してるんでしょ?」

信じられない。この人たちは現実を見ようとしない。

「わかったわ。じゃあ一週間、あなたがやってみて」 「は?」 「一週間、お父さんの介護、家事、大輝の世話、全部やってみて。私は実家に帰るから」 「ちょっと待てよ、仕事があるんだぞ」 「私だって毎日24時間働いてるのよ!」

私は荷物をまとめ、大輝を連れて実家に向かいました。

逆転展開

実家で過ごして3日目、夫から何度も電話が来ました。でも無視しました。

後で聞いた話では、夫は初日から大変だったそうです。

義父は朝から「ここはどこだ!」と騒ぎ、食事を拒否。在宅勤務中も何度も話しかけられ、仕事に集中できない。

夜中は徘徊し、失禁の処理もしなければならない。

2日目、上司から「最近集中力が落ちてるぞ」と叱責されたそうです。

3日目、夫は由香に電話しました。

「姉さん、ちょっと手伝ってくれないか?」 「無理よ、私は仕事があるの。それに健太が一緒に住んでるんだから、健太が見るべきでしょ」 「でも…」 「この前、自分で最後まで面倒見るって言ってたじゃない」

電話は切られました。

4日目、ついに夫から泣きそうな声で電話が来ました。

「美咲…ごめん。もう無理だ。帰ってきてくれ」

解決

家に帰ると、夫が土下座して待っていました。

「本当にごめん。お前がどれだけ大変だったか、やっと分かった。俺が間違ってた」

涙を流す夫を見て、私も少し気持ちが軽くなりました。

すぐにケアマネージャーさんに相談し、デイサービスと週2回の訪問介護を導入することに。

夫も家事分担表を作り、積極的に参加するようになりました。

由香も態度を変え、週1回は様子を見に来てくれるようになり、費用の一部も負担してくれることになりました。

「美咲さん、あの時は本当にごめんなさい。私も無責任なこと言ってたわ」

今では家族で協力しながら、義父と穏やかに過ごせる日々を送っています。

大輝も「おじいちゃん、今度絵描いてあげるね」と笑顔で話しかけています。

一人で抱え込まず、家族で支え合うことの大切さを学びました。

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